大阪市西区靱本町の住みやすさ

靱本町（うつぼほんまち）と言えば、面積の約30%を占める靭公園。

初夏と秋にバラが咲き誇ったり、夏は子どもたちが噴水で水浴びをしたり、テニスの国際大会が開かれるテニスコートがあったり、市民の憩いの場となっています。

そんな靭公園の周りに住んだら、心がゆったりするだろうな、優雅だな…なんて、想像しちゃいます。

当社スタッフも住むおススメの人気エリア、そんな大阪市西区の靱本町エリアの住みやすさをご紹介します。

市内の華やかなイメージや、物価が高そう、治安が悪そうなどのネガティブなイメージがいろいろあると思います。お引越しをご検討の方はぜひ参考にして頂ければと思います。

１．立地と特徴は？

東は四ツ橋筋、西は新なにわ筋の間に位置します。

最寄駅は、大阪メトロ四つ橋線本町駅、阿波座駅、肥後橋駅になります。

靱本町の名前の由来は、豊臣秀吉のダジャレにちなんでいるそうです。

ー　豊臣秀吉がある日お供を従えて市中巡視をした際、町で魚商人たちが「やすい、やすい」と威勢のよい掛け声で魚を売っているのを耳にして「やす（矢巣）とは靱（矢を入れる道具）のことじゃ」と言ったので、その言葉にあやかって靱という町名がつけられたという。　ー（大阪府、西区のあらましより）

靭公園は、江戸時代は魚市場だった場所ですが、昭和に入り、第二次世界大戦の大阪大空襲で一帯が焼け野原になり、本土決戦に備えて日本軍がここに飛行場をつくったそうです。

終戦を迎え米軍に接収され、昭和27年に接収が解除。その後、失業対策事業の一環で公園が整備され、現在の姿になったそうです。

その過去が、皮肉にも、東西約800mの横長の美しいバラが咲き誇る公園に表れているというのは、なんとも言えないじりじりとした胸の痛みを感じます。

靱本町は想像通りの人気エリアです。

約30%を公園が占めていることもあり、居住面積としては比較的狭いエリアですが、この2019年からの5年間でも約10棟の新築マンションが建設されました。

2031年になにわ筋線という地下鉄が開通予定で、伊丹空港へも関西空港にもつながるため、今後さらに便利になると期待される地域です。

（出典）e-stat 国税調査より作成

PAGE TOP→

２．生活の利便性は？

生活利便性は、靱本町に住む当社スタッフが、「住みやすい！」と申していますので、住みやすいのでしょう。

…で、終わらせるわけにはいかないので、少し解説します。

靭公園ブランドのおかげでおしゃれなカフェ、ごはん屋さん、ケーキ屋さんが充実しています。

魅力的な靭公園に集まる人を狙って周辺への出店希望者が多いため家賃相場が自然と上がるため、その家賃を払っても経営できる店舗が残るため、サービスや味も魅力的なお店が並びます。緑が多く、四季折々の花に彩られ、余暇や食事を楽しむには申し分ない立地だと言えます！

一方で、コンビニやクリーニング屋さん、オーガニック食品を取り扱うBIO-RALはありますが、生活必需品の店舗が乏しいという印象を受けると思います。

けれど、ご安心ください。南隣の西本町が充実しています。

徒歩10分圏内に、スーパーのライフやMiniel、ホームセンターのコーナンがあります。途中、中央大通りという6車線ぐらいの大きな道路を渡りますので、その信号待ちで10分越えるかもしれませんが、そこはご容赦ください…（笑）大通りを渡りたくない場合は、北へ約10分でライフ土佐堀店もあります。ちなみに、当社スタッフは、ライフ土佐堀店派のようです。